5月31日 火曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
日本から 消えて行くもの (その1)
長男が先輩と立ちあ上げた会社は、リスクマネージメントとか、事業継続とやらを専門にする会社のため(私にはよく分から無い)、「東日本大震災」以降、日経を始めプレス関係各社からの取材が多くなったそうである。
一昨日、社長が「日経ビジネス」に掲載されたとの連絡が入った。
勝俣部長は、有る面では幾つになっても親バカを引きずっているから、早速日曜日、雨、激しく降る中を、ここ浦和では一番大きい書店に、買い求めに行った。
驚いた事に、「日経ビジネス」は取り扱って無いと言う。
私の悪い癖は、何事も単純・簡単に考えてしまうことだ。
何故取り扱って無いのか、・・・・ただ一言、「売れない」からである・・・・売れれば商売だから絶対に取り扱う筈。
何故売れ無いのかも簡単で、この種の雑誌を求める面々の多くは、第一に、都心に集中していて(中央区、千代田区、港区)、第二に、時間的に忙しい(その振りもある)面々で、一々書店などに足なんか向けてはいられないのだ。
ネット何とやらを、駆使すれば簡単に用が片付く。
結局、書店にわざわざ出向く「おっちゃんや、おばちゃん」らは、こんなビジネス雑誌などに用は無く、・・・取り扱ったところで、店頭の大切な売り場を、単に占拠するに過ぎないのである。
昨日、仕方なく銀座に出たさい、8丁目の書店に行って見た。
そしたら、あの「福家書店」がいつの間にやら消えていた。
ビジネス誌どころか、あらゆるジャンルの本が、店頭で無い所で求められ出したと言う訳だ。
そう言えば、新橋駅近くの書店も無くなった。
間も無く、日本から「書店」は消える。
人間社会から人様が消え、・・・・何れ、ネット何とやらを駆使する人達が、日本全国を占拠する。
問題はその人達が、間違い無く「欝状態」に陥ることである。
ああ〜あ。
つづく。