6月1日 水曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
街角から 消えて行くもの (その2)
街角からすっかり姿を消してしまったものに、「文房具屋」さんがある。
いつの間にやらだ・・・・。
勝俣部長は平成元年から10年まで、銀座8丁目でパブバー(ピア21)を開業した。
規模は極小でも、一丁前に売上台帳やら出金伝票やら封筒やらと、細々した事務用品が必要だ。
そして、消費税や特別消費税(都税)を計算し、払うと言うより取られていた。
店の近くに、「志村屋」さんと言う文房具屋さんがあった。
旦那は私と同じ世代で、また同じようにサラリーマンだった。
そんな関係から、昼飯までご馳走になるほどお近づきになった。
その「志村屋」さんがあったから、・・・・今、思うと助かっていたのだ。
仮に無かったとしたら(今ナラ)、・・・・どうするか,・・・・と言うと、新橋駅の近くまで行くしかない。
それもかなりの範囲に、その一軒だけである(悪いけど、その内に無くなってしまうと読んでいるが・・・・)。
松坂屋デパートの文具売り場は、独立した売り場が格下げされ、ホンノ申し訳程度の品数しか無い。
アスクルとかカウネットとかの、ネット販売があるんじゃあないかと思うだろうが、事務所を持たない、かっての私のような零細事務員は、ボールペン一本の購入に、そこまでせずとも、ちょっくら近くに出向いてと、思っているに違いが無い。
便利になる一方で、方や不便になる。
その内に、その不便さを突く商売が出現する事を期待したい。
つづく。