勝俣部長の「ため息」2420回・・・・季語

12月13日 水曜日

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             皇居前より東京駅を臨む

 

 

好き勝手に 言いたい放題

  駆 け 込 み

 

 

 駆け込み、駆け込む・・・・昔は、敵から(亭主から)逃げ切り、ここにゴールすればOKさんの、お寺さんがあったようだ。

 何か、ハラハラドキドキの場面を想像してしまう。

 最近はどんな場面で使うのだろうか・・・・。

 つい最近の、北朝鮮からの38度線逃げ切り・・・・まさに駆け込み、逃げ切りセーフ、セーフ。

 勝俣部長・・・・ほぼ毎日運転する。

 例えば国道17号などのメイン道路は、必ず路線バスが運行されている。

 バス以外の車は、しょっちゅう停車するバスを・・・・一種の嫌われ者の視点で見る。

  (自分が利用するときも有るのに すっかり忘れて)

  ・あのバスの前に出たい

  ・隙あらばあのバスを 追い抜きたい

 後続の多くのドライバーは、この「たい・たい」心境に居る。

 バスが停車している僅かな時間をついて・・・・後続の1台が、1台が、1台がと追い抜く。

 もう無理だ・・・・さっきからバス、本線に出る旨のウインカーを点灯している。

 ここ ここ このとき・・・・最後の1台が、無理無理駆け込み、駆け込む。

 ところが中には勝俣部長のように・・・・人間性溢れる者がいて、

  ・バスの直後に いながら

  ・バスさん どうぞどうぞ ごゆっくり

と、いっさら追い抜こうとせず、止まった待つ、待つ・・・・今日からは待ちますから・・・・。

 後続車は、流石にバスと、それに続く1台までは追い抜けぬと見えて・・・・

  ・なんだあの車 早くバスを 追う抜けよ

  ・バカ 間抜け 早く追い抜けよ

などとイライラ、イライラ。

 か、どうかは分からないが・・・・コレまた楽しい「駆け込み」物語でありんす・・・・。

 つづく。

 

 

 12月も半ば せかせかと 何かに追い捲られて、駆け込み 駆け込む・・・・駆け込む は、もしかしたら 年の瀬の季語かもなあ・・・・。