勝俣部長の「ため息」4370回・・・・真昼の決闘

4月8日 土曜日

 

           下野「薬師寺」跡一帯 撮:2023.03

 

 

   折角、生きてるだから

まあ、分かるが・・・・

 

 昨日・・・・小倉行きの切符を取りに武蔵浦和駅に行く。

 若い人に言わせれば・・・・わざわざ行くなんて、何とお粗末スマホで簡単、だろうね。

 ウルサイ・・・・運動になるのだ。

 所期達成し、自宅に引き返す。

 自宅前の国道17号線・・・・どうしても渡らなければならない。

 歩行者専用・・・・ボタン式の信号機が設置されている。

 横断歩道を挟み、私が武蔵浦和駅方面に、一人立つ。

 歩道の真向かい、詰まり、自宅側に中年男性が、一人立つ。

 見知った顔では無い、背中がやや丸い。

 ボタンを押そうとしたが・・・・その男性、既に押してくれている。

 ここまでは何の変哲も無い、よくある風景。

 ところがその男性、極めて落ち着かない。

 ボタンは押されているのに・・・・イラつきながら、また押す、また押す。

 また押す、また押す。

 しまいには・・・・チャカチャカと音が聞こえる感じの押し方を始める。

 引っ切り無し・・・・懐かしい日本語が飛び出す。

 2車線分離れているのに・・・・見ているだけで、こっちも落ち着かなくなる。

 音は聞こえないのに・・・・この、ウルサイ、野郎目。

 強風の昼下がり・・・・横断歩道を挟んで老人男性と、背中を丸めた中年。

 たったの二人・・・・最早、昼下がりの決闘である。

 アメリカ西部劇、主演:ゲリークーパー・・・・映画「真昼の決闘」、1952年。

  ・原題:High Noon

 保安官がたった一人で・・・・4人の殺し屋に立ち向かう。

 勝利す・・・・パチパチパチパチ。

 この最後の語り・・・・深大寺螻蛄様にしか分からない。

 本日も何だか、落ち着かない話しになりました。

 どんどん街に出よう・・・・テレビより面白い。

 つづきます。

 

 

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