勝俣部長の「ため息」3726回・・・・無料・無量

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           「別所沼公園」 撮:2021.5


6月17日 木曜日

 

 

     折角、生きてるだから

得したと感ずる

 

 人って損得に敏感である。

 その損得は・・・・実際の「額」で無く、損得を想起させる言葉にも、実に弱い。

 その代表格が・・・・「送料料」。

 ピクっと心が動く・・・・人が多いハズ。

  ・5個以上は送料無料

 実際は3個で事足りるのに・・・・ついつい5個を。

 実際問題・・・・物財を移動させて(送って)無料は絶対に無い。

 大型トラックに満杯に「水」を乗せ、富山から東京まで運んでも、1箱当たり、

費用は必ず発生する。

 1箱当たりの費用が軽減されても、無料は無い。

 それぞれの会社に期待利益(額)が有る。

 5個以上ならば利益計算が成り立つ。

 だが4個以下だと期待額に、少し届かない。

 商品単価を上げ・・・・

  ・4個までは1個1000円

  ・5個以上は1個850円

 でもいいのであるが・・・・その辺の人の心理を、巧みに突いて、

  ・5個以上送料無

を登場させる。

    「何だ 宝水さんは 送料をるんだ」

 この仕事に就いて23年・・・・今まで何回聞いた言葉か分らない。

 どうも、その辺りの仕組み編成がお粗末の様である。

 無料・・・・永久不滅なる、人へのヒット言葉かも知れない。

 感無量とも言うしな・・・・。

 おバカ様様である。

 つづきます。

 

 送料の掛かっている 水を飲もう・・・・おおお、感無量