勝俣部長の「ため息」2193回・・・・優先席はまだ早い

4月20日 木曜日



 好き勝手に 言いたい放題
おいおい ちょっと待て


 世の中油断も隙も無い・・・・と言うか、いろいろな人様が居る。
 昨日16時過、有楽町から京浜東北線に乗った。
 大宮方面に向かう電車は、この時間、まだまだ混雑はしていないが、空席も無かった。
 優先席に空席が一つ・・・・年齢にうなと自己判断し座る。
 ところが御徒町から、中年風の男性が、を突きながら乗車して来る。
 前後、6人が座れる優先席・・・・勝俣青年一人立ち上がり、どうぞ、どうぞ。
 この譲りが、この後綴る、面白い事件に繋がったのでありまする。
 ドア隅に立ったとき、仕事で持っていた、
  ・やや分厚い A4版のファイル 
を網棚に置く。
 更にそのファイルの上に、読みかけ中の本を重ね置いた。
 棚の直ぐ傍は私が立つ。
 ・・・・アレは日暮里だった思う。
 一人の男性が乗り込み、車内を歩き来る。
 仕切りに網棚に目を配る(ヤル)。
 我が領域に近付くや否や、獲物見つけたとばかりに・・・・いいですか、
  ・ファイルの上に キチンと置いてある
  ・傍に所有者の私が 見ているにも拘わらず
本に手を延ばし来るのではないか・・・・。
 咄嗟に、
 「オイオイ おじさん オジサン 何してる」
 「それ 俺の本」
 やや大きめの声を出す。
 その男凄い奴・・・・何食わぬ顔をして、次の獲物を狙い、車内を歩き進んだのであります。
 優先席は、俺にはまだまだ早いと・・・・言う事とだと、理解致しやす。
 つづく。


 朝の水 一日がすっきり