勝俣部長の「ため息」2323・・・・生命実感

9月3日 日曜日

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        (上野公園)

 

 

 

 好き勝手に 言いたい放題

1年先の 予約

 

 

 どうだろうか、我々は普通、どの位の時間単位で生活しているのだろうか。

 天文学者などを別にすれば・・・・普通のサラリーマンなら、明日は金曜日かなどの週間単位か・・・・休日などに発する「エエもう17時」かなどの、時間単位か・・・・。

 時折、それは来月にしよう・・・・などの月単位が顔を出す。

 勝俣部長・・・・4年半前の頸椎手術後、半年の時間単位が生活に入り込んだ。

  「では勝俣さん 次回は半年先」

 先生のこの発言を受けて、看護婦さんが、

  「それでは勝俣さん 来年6月3日 土曜日で宜しいですか」

 確実に半年後が、生活に単位化された。

 半年先の実感は、かなり分かり易い・・・・詰まり季節が真逆になるからである。

 夏ならば次は冬、春ならば次は秋・・・・。

 この次回の季節感は、待望する形で物凄くいい。

 平成29年9月2日(土曜日)、詰まり昨日・・・・頸椎手術の、半年検査日であった。

 ガーガーとやたらにウルサイMR検査を受けた後、診察室に行く。

  「勝俣さん この画像が1年前 こちらが本日のもの」

  「すっかりいいですね 何ら 問題はありませんね・・・・」

  「まあ れがあるようですが 善しとしましょう・・・・。」

 確かに術後、痺れが24時間、365日、ついて回る。

 不愉快この上無い毎日である。

 ではあるが・・・・廃人になるところを救済して貰えたのだから・・・・文句無しの善(ヨシ)である。

 何よりも、内臓関係が全く異常なく、無制限に飲める・・・・感謝感激である。

  「問題ないですから 次回は1年先にしましょう・・・・」

 ではと看護婦さん、

  ・次回は 

  ・平成30年9月1日 

  ・土曜日

  ・9時に MR検査

  ・その後 診察

 1年先の予約が為った。

 何と、我が生活単位に1年先の約束が・・・・

  ・なるべく その様にしましょう

などの凡そでは無しに、明確に成立したのである。

  しかしながら為ると当時に、その実感は・・・・

   「俺、果たして それまできているかなあ・・・・。」

 が、かなり現実的、且、切実的な思いが、沸々と湧き上がる。

 年を取れば取るほど、時間単位はい方が善い・・・・コレまさに、本当の実感である。

 本日は「実感物語」でした。

 つづく。

 

 

 単なる水を飲み 来年の9月1日を 元気よく