勝俣部長の「ため息」1635・・・・後の 祭り

9月19日 土曜日

                                                   
                                                          (鎌倉にて)



  好き勝手に 言いたい放題
超高級 なる 焼却炉


 先日、飲み仲間二人と連れだって、さいたま市に建設された、最新鋭のゴミ焼却炉(処理場)の見学に行って来た。
 一部の選別作業を除き、ほぼ100%が自動化され、完全・安全、そして地球環境に優しく処理されていた。
  (正しくは見ても聞いても 我々には理解出来ない部分があるから そう見えた)
 どうもその見学以来・・・・自分では意識しなかったが、処理と言う言葉に頭が支配(ゴミだけに汚染)されてしまった感がある。
 来る日も、来る日も、ゴミ処理、ゴミ処理が頭を支配する。
 そしてとうとう・・・・支配された結果が・・・・昨日になってアウトプットされてしまった。
 人間って・・・・考えたら「超・超最高級」のゴミ焼却マシーンじゃんか。
  ・目一杯食べても それなりに
  ・かなり危険なものを(添加物等)食べても それなりに
  ・腐敗近くなったものを ウッカリ食べても それなりに
  ・外 諸々雑食に雑食を重ねても それなりに
 身体処理マシーン君は、頑張って処理してくれているじゃんかな。
 しかもこの高級なる人間処理マシーン・・・・有効期間もかなり長く・・・・25年、イヤ 30年 イヤ 40年以上は、平均的には持ち応えてくれる。
 詰り、20才ちょいで社会人となり、40年程度働き、定年退職する当たりまでは、どうにか持ち応えてくれる。
 逆に言えば、
   「さあ これからが 人生の楽しみ本番」
と、仕事から開放される頃(定年当たり)・・・・限度が来てメタメタの状態に襲われてしまう。
 使用書無視したデタラメの食生活の連続で、流石の人間処理機械もぶっ壊れたのだ。
 超高級だけに、一度壊れたら再修理が効かないマシーン。
 辛い 辛い 苦しみの日々が 貴方の最後の人生・・・・。
 街中、そんな人達で溢れ返っている。
 もう少し大事に使えばよかたよな・・・・後の祭りである。
 つづく。


 せめて お水でも