勝俣部長の「ため息」1603・・・・終戦の日

8月16日 日曜日

                                                   
                                                   (日蓮宗総本山 身延山久遠寺」)



  好き勝手に 言いたい放題
甲子園 の サイレン


 今、甲子園球場で、全国高校野球大会が真っ最中である。
 その甲子園大会の・・・・言わば風物詩と言えるのが、
  ・試合開始
  ・相手投手の投げる瞬間に鳴る
  ・あの独特の サイレン
である。
 昨日、出身地の「山梨」、現住まいの「埼玉」の2校が出場したから、時折テレビを着けては、途中経過を確認した。
 ちょうど正午・・・・終戦の日「8月15日」・・・・バックスクリーンに「黙祷」の文字が映り出された。
 両軍選手・・・・守備位置で、攻撃態勢を止め・・・・審判員、そして観客の全員が立ち上がり、頭を下げて黙祷。
 その瞬間・・・・あの甲高く響くサイレンが、長い時間、球場に響き渡る。
 全員乱れぬまま・・・・サイレンの音調が終りを示し出したとき、まるでオーケストラの指揮者に操られるかのように、球場全員の黙祷も、一糸乱れぬ形で終わった。
 試合開始のサイレンと違った・・・・黙祷のサイレン。
 8月15日・・・・サイレンの音と共に終戦の日・・・・戦いの中の・・・・静かな風景・・・・一瞬を見た。
 つづく。



 そして ゆっくり 水を飲む