勝俣部長の「ため息」1341・・・・手を焼く システム

10月11日 土曜日

                                                 
                                                        (奈良「東大寺」)



好き勝手に 言いたい放題
宅配便 の 功罪


 ドイツ在住の「川口マーン恵美」さんの著・・・・「住んで見たドイツ 8勝2敗で日本の勝ち」。
 この奇妙な題名の本の書き出しに、「宅配便」が登場する。
   「あの複雑なシステムを 正確に全国津々浦々まで機能させられる国は 日本しか有り得ない」・・・・と。
 詰り、日本の勝ちパターン処である。
 東日本大震災以降「備蓄用」の資材の需要が高まっている。
 水はその代表格であるが・・・・納品(搬入)に於いて、世界に誇る「宅配便」の有難さ信仰と、かなりの頻度で衝突する。
 宅配信仰の日本・・・・頼んだ荷物はどんな物でも、
  ・一定の料金で
  ・何日の 何時に
  ・間違いなく 玄関に届く
が常識に・・・・。
 ところが、
  ・メーカーが出荷する送料計算は 宅配便ではバカ高く
  ・時間お届けは 特別費用が掛り
  ・そして玄関で宜しい事を すっかり忘れ
・・・・られている。
 備蓄備品は直ちに使うものでは無い。
 ヤレ地下室に、やれ屋上に、ヤレ屋根裏部屋にと・・・・一筋縄には納まらにところばかり。
 その結果、搬入作業者が必要となる。
 世界に誇るシステムであっても、動かすのお金である。
 ちなみに1箱2000円足らずの水1箱に、送料1500円も掛けますか・・・・。
  ・何かあった時のために「水」10箱お願いします
  ・ヘイ 分かりやした 商品代金20,000万円 送料15,000万円 計35,000円 プラス消費税です
 ええ、何で送料がそんなバカ高いの・・・・とても買えません。
 家庭内に普及した宅配便・・・・手を焼くシステムにもなるのである。
 つづく。


 水ですよ 今日もね