9月6日 土曜日
好き勝手に 言いたい放題
脅威 の 能力
勝俣部長、・・・・に、似ていれば似ていると言えるかも知らないが、乱雑度のレベルが違う。
何言おう勝俣部長、・・・・自慢じゃないが事務整理能力が、全くダメである。
言葉を変えれば「乱雑度」は、かなりハイレベルである。
しょっちゅう、あっちこっちの棚を引っかき回したり、ファイルを引っぱり出したりする。
が、時間を掛ける割には、目的資料になかなか到達しない。
そしてイライラする。
東京神田の多町(タチョウ)に、お得意先がある。
確か3年前から取引をしている。
この得意先に、最初に訪問したときの印象は鮮烈で、ハッキリ覚えている。
どうだろ、畳み5枚程度の細長い部屋に、社長、ご婦人、従業員の女性の3人が居る。
机の上、棚、壁、床、出入り口、階段・・・・とにかくありとあらえるところに、資料、パンフレット、現物など、それこそゴチャゴチャに、置いてある、・・・・イヤ、捨ててあると言うべきだろう。
この風景を最初見たとき、・・・・始めての取引は、・・・・しかも名も知れない小企業の場合は、100%警戒するけれど、・・・・この乱雑さに100%信用した。
(重厚な机と椅子、本棚にはそれらしき本がズラリ、行き届いている整理整頓、折り目正しい従業員、・・・・入ったときにこの風景を感じたら、
100%警戒しべし、・・・・勝俣部長の40年史より)
この乱雑さは、演出で作れるモノでは無い。
読み通り、今も何一つ問題無く商売は続いている。
この会社も勝俣部長も、・・・・乱雑と言うキーワードでは結ばれるが、全く「非」なるところが一点ある。
ここの社長さん、・・・・イヤ ご婦人も、従業員も、・・・・詰り全員が、この乱雑極まる資料の中で、必要なモノを瞬時に引っ張り出せるのである。
「社長 先日の 非常時のカンテラと電池の件ですが・・・・」
などと話し掛ければ、
「ああ 勝俣部長 これですよね・・・・」
などと、2〜3のファイルを掻き分けて、直ぐ目の前に出してくる。
その見事さに圧倒される。
と同時に、自分の不甲斐なさを痛感し通しである。
いろなところに、人生の達人はいる。
一度写真で是非お目に掛けたい・・・・勝俣部長推薦・・・・「ギネス的100選」の一つである。
つづく。
さあ 水を 飲みましょう