3月28日 金曜日
(靖国神社「華道展」会場)
好き勝手に 言いたい放題
貧しく 見える 瞬間(とき)
2日前の事である。
神田多町(タチョウ)のお得意を訪ねた。
一通道路の左側、・・・・コインパーキングに車を駐車させた(300円/60分)。
商談を終え、車を発車させようと、
・右側ウインカーを点滅させ
・ハンドルを右に切りかけ
・動き出したとき
1台の高級車が、勝俣部長の車を遮るように接近し、急停車させた。
「この 野郎 目」
と運転手を睨みつけた。
ところが彼の運転手は、自分のしたことが「悪い」事とは、ハナから承知のようで、・・・・盛んに、
「済みません 済みません」
の態度を、明確に現わした。
まあ、分かればいいじゃんかと、ムっとした気分が治まった。
イヤイヤ 治まりかけたとき、60才台と思しきご婦人が、小走りに来て運転手が開けた、後部座席左側のドアから下りて来た。
詰り、私と鉢合う形となった。
ご婦人、・・・・高級車、運転手付き車(白ナンバー)、着飾っているもの全てにリッチ感高し、・・・・如何にも「セレブ」。
ところが、鉢合わせの私を一瞥(イチベツ)すると、直ぐ様運転手君に、
「はい どうも ご苦労さん」
と言い残し、真向かいのビルに消えた。
多分、ご婦人は、
・自分で車の運転などした経験はなかろう
・だから自分のお抱え運転手が、勝俣部長に非礼な事をしたなどとは 露ほども知らないであろう
一方、運転手君は、
・他人様に 少々の迷惑を掛けても
・自分のご主人様に尽くすのが べスト だと思っているのだろう
・イヤ もしかしたら そうしなければ 使って貰えないのかも知れない
展開された寸劇の瞬間に、・・・・セレブのご婦人様に、言うに言えぬ「貧しさ」を感じてしまった。
これって、やはり、俺様の僻み なんだろうな、・・・・。
つづく。
水で 貧しさの光景を 流そう