勝又部長の「ため息」1272・・・・不気味な お話し

7月20日 日曜日

                                                
                                              (昭和39年「東京オリンピック戸田ボート会場」道路)



好き勝手に 言いたい放題
お年寄り集団


 昨夜「飲み助」3人で、浦和の料亭風居酒屋に行った。
 17時30分店に着いた時、既に、相応のお年の先客が2組8人ほどが居た。
 お酒が進んだのか、皆、顔を赤く染めていた。
 飲み助け勝俣部長、・・・・席に着くのもモドカシク、
  「先ず ビール」
と、時の一声を上げる。
 が、何か。 
 この蒸し暑い時期に、全くそぐわない「変さ」を感じたのだ。
 ややしてその変さは、足の裏に在る事が分かり出した。
 に手を当てて見た。
 床が熱いのだ、・・・・「エエ まさか 今時 床暖房」。
 ビールを運んできた係さんに聞いた。
   「ねえ まさか 床暖房なんか オンしてないよね」
   「足の裏が 熱くて 暑くて 我が術後の後遺症だとは思うだけど 念の為見て 見て」
 訝しげな顔をして、係さんは電気の制御盤のところに行った。
   「勝俣さん 彼方凄いはヨ 床暖のスイッチ ちゃんと入ってたはよ」
 こんな夏場に「ちゃんと」はねえだろうに、・・・・。
 ウムウム 先客8名様、・・・・顔を赤く染めたのは、「お酒」か、それとも「床暖」か・・・・。
 何れにしろ床の熱さを感じないとは、・・・・盛夏直前の、お年寄りの不気味な話しである。
 このお店、次回から上がる前に、「床暖房」のスイッチを確かめなければならない、・・・誠に変な店である。
 つづく。


 温めても 冷しても 水は 水