勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」553・・・・入社試験

5月2日 水曜日

                                   



    (「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
迷 惑 に なるって なぜ 分からないのだろう


 4月29日 連休前半 高尾山 奇しくも330回目の登山。
 今までで、最も混雑した登山だった。
 原宿竹下通り並、・・・・こんな声が聞こえた。
 その予兆は、西国分寺で乗り換えた、JR中央線の車内にあった。
 ほぼ全員、リュックを背負った人ばかりで、ごった返していた。
 この混み方も、始めての経験だ。
 不思議な経験でもあった。
 勝俣部長のように、リュックを手にして乗る乗客もいるが、多くは、背負ったまま乗っているのだ。
 立って乗っている者にとって、相手の膨らんだリュックほど、邪魔・・・・迷惑になるものは無い。
 その上、仲間とはしゃぎ、前後左右に動くから、始末に負えない。
 動かずに、じっとしてくれていれば、それなりに対応は出来るが、動かれると、はなはだ困る。
  「済みません ちょっと そのリュックが 邪魔なんですが」
我慢ならず、思わず発した。
 言われた男性、怪訝(ケゲン)な顔をしながら、リュックを手に持ち変えた。
 ツラツラ考えた。
 コイツ、自分の、今現在の格好が、・・・・即ち、
  ・リュックを背負い
  ・混み合った車内で
  ・立っていると
  ・回りの人に迷惑が掛る
と、何故、分からなのだろうか、・・・・。
 若者の特徴と言うのか、・・・・それにしては、同様に、膨らんだリュックを背負ったままの、オバサンや、オジサンらも多数いる。
 能力無し、が、私の答えで有る。
 人を気遣う能力、配慮、が無い。
 会社に入っても、絶対に役立たず。
 社会性とは、積極的な配慮能力と、その実行である、・・・・詰らぬ事を、ブツブツ考えていたら、終点の高尾駅に着いた。
 入社試験の面接で、是非質問して欲しい。
  「満員電車の中で 膨らんだリュックを 背負ったままで いたら 人に迷惑が掛ると 思いますか」
  「あなたなら そのとき どう致しますか」
 人を見極める、一番いい方法に思えて仕方が無い、・・・・。
 つづく。

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