勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」447・・・・剥 ぐ

1月11日 水曜日

                              



  (「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
昔 モ チ は  よ く カ ビ た


 正月用のモチを、家で突いてた頃、モチは「カビ」るのが、当然であった。
 日数が経たずして、カビた。
 青、緑、赤など、見るからに嫌な、・・・・見方によっては、不思議な色に、カビた。
 カビたモチの表面を、母親は丁寧に削り取り、焼くなり、煮るなりして、我々に与えた。
 何処かに、カビの臭いが残るモチを、恐る恐る、食べたものだ。
 あの経験(味覚)があってか、カビの臭いは、今もって、身に染みついている。
 今のモチは、先ずカビ無い
 原料は、昔も今も同じ「モチ米」だから、・・・・モチにする際の、カビ対策が、上手にされているのだ。
 一個一個、見事に「分包」され、・・・・ことによったら、窒素で置換されて、包んであるかも知れない。
 しかし、何と言っても、カビ対策の主役は、それ用の「添加剤」の使用だと思う。
 残念ながら、詳細は分からないが、・・・・カビるべきモノが、カビ無いのだから、何かを加えている筈である。
 確かに便利ではあるが、それがいいことなのか、良く無いことかは、・・・・これも分からない。
 一つ言える事は、カビるモチが、カビなくなった事は、我々素人には、技術(化学)の進歩の、とても分かり例だ。
 そう言えば、除染騒ぎで、土を剥ぎ取る作業は、昔、母親が為した、「カビ取り(剥ぎ)作業」に、何処か、似ている気がしてならない。
 モチが、カビ無くなったのと同様に、何か、具合のいい、「除染添加剤」は、無いのだろうか、・・・・。
 素人過ぎて、申し訳無い、・・・・。
 つづく。

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