勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」425・・・・夫婦の会話

12月19日 月曜日

                           



    (「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
月、5000円 の 夫 婦 の コミュニケーション


 取引先に、物流会社がある。
 その会社の特徴の一つは、何と言っても、「転勤」の多さだ。
 極端に言えば、相手の方々を知る前に、新たな人が来ては去り、来ては去りする。
 欧米社会と違い、現在でも尚、「個人生活」を基軸とする考えが、必ずしも盤石とは言えな、日本社会である。
 それだけに、転勤に伴い、それぞれの家庭に、異なった風景が現出する。
 名古屋から東京に転勤して、4年目に入ったと言う方と、一昨日、食事をする機会があった。
 転勤時、下の子供が、未だ、小学校の低学年だったそうである。
 転校による、「い・じ・め」の事も考え、・・・・結局、単身赴任を決めたと言う。
  「ちょっと 聞きますが 食事は どうされてますか、・・・・」
 昼は、会社付近で済ませるが、朝夕は、自分で作るのだと言う。
 台所用品は、一通り揃ってると言う。
   「そりゃー 素晴らしいですね 生涯 続けられたら いいですよ 生涯、・・・・」
 彼は、まだ若いからいいが、我々老年は、料理の挑戦が、最良のボケ防止になるからである。
   「洗濯モノ なんかは 如何されてますか 洗濯機のフル活用ですか、・・・・」
 てっきり、そうかと思って質問したのであるが、・・・・これが、意外な返答が返って来た。
   「イヤ 転勤当初より 週一で  そう 毎週毎週 カミさんに送ってますよ」
   「そう 反対に カミさんより 洗濯されたモノが 毎週毎週 届きますよ、・・・・」
 もう、これは、・・・・直接の会話は無いけれど、・・・・イヤ、会話以上の、夫婦のコミュニケーションである。
 素晴らしい。
 例え、荷物に文面が無くとも、毎週、毎週、お互いが、受け取る荷物そのものが、夫婦の会話のである。
   「我が社は 幸いに 物流専門ですから 社員価格で 送ると 行き来で 1200円で 済みますから、・・・・」
 そうか、月間、たった5000円で済むのか、・・・・。
 これは、お互いが、お互いの立場を、偏らずに理解出来る、濃厚なるコミュニケーションでは無いのか、・・・・。
 こう考えると、・・・・イヤ、こう考えるのが、・・・・イヤ、こう言う思考で立ち向かえば、転勤は、自ずから、味方となる。
 年末から、自宅のある三重県から、奥さんと、二人の子供さんとで、彼の済むアパートに来ると言う。
 年末年始は「ふるさと」で、が相場であるが、・・・・年末年始は「TOKYOU」で、・・・・イヤ、年末年始こそ「東京」でが、・・・・このファミリーの場合は、大正解である。
 実に、いい話を聞いた。
 つづく。

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