9月22日 木曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
損害保険・・・・被害者と保険会社 その対峙する風景
今回の追突された事故は、いろいろな事を教えてくれた。
始めて経験だから、驚く事が多い。
一番驚いたのは、「人」が全く違った局面を、見せ始めることである。
・なるべく重傷を装い多く貰え
・毎日通院したらいい(痛飲なら毎日だけどとチャチャを入れたが)
・一冬様子を見たらいい
・タクシーをどんどん使え
・示談は直ぐにするな
など、・・・・マア、実際に役立つアドバイスはあるものの、概して損保会社に、「無理難題」を吹っ掛ける姿勢を感じた。
一方、損保会社の方はと言うと、・・・・今までに、多くの被害者達の言動を見て来たせいか、言葉では
「大変でしたね じっくり丁寧に治療して下さい」
などと言うが、・・・・疑って見る姿勢がありありである。
別に損保に限った事はないだろうが、保険の世界は、「お金」が直接絡むことが絶対であるから、
「一円でも多く貰うとする姿勢と、・・・・一円でも少なく払うとする姿勢」
の構図がなされ、「対決の場」に見えてしまう。
信頼、敬意、誠意、感謝、・・・・などの念は、ほとんど漂ってはい無い。
震災から遥か離れた地にいて、「繋がろう日本」とか、「ガンバレ東北」などと、美辞麗句を並べながら、
・京都の五山の火祭りに見る被災地の材木の使用中止
・ここに来ての被災地メーカーの「花火使用中止」など
イザ、自分達に迫り来るとしたときの人間性は、・・・・何処か相通じるモノがある、と思えて仕方が無い。
被害者が損保屋になり、損保屋が被害者になったとしたら、見事なほど「正反対の姿勢」に転じるのではないか。
こんな雰囲気の世界にあっては、先に「感謝の念」を抱いたほ方が、本当は、精神的に優位になれるのであるが、・・・・。
幾ら貰っても、お金は直ぐに消えるが、・・・・精神は一生モノでっせ、・・・・。
その精神の養生は、「自己基準」を備え持つ、・・・・ここにあるような気がしてならないが、・・・・。
つづく。