勝俣部長の健康体質作り・・・・高尾山「健康を体感する」(107)

1月20日 木曜日

                         




(「単なる水」が、あなたを変える)・・・・安心の後に・・・・


 就職難を乗り切り、学生君が望む「安心の出来る会社」に見事パスする。
 これで一安心だと思うだろうが、そんな安心感なんかは直ぐに吹っ飛ぶ。
 人間って、誠に厄介な面を持っていて、・・・・奇妙な心理状態に襲われ出す。
 ホンのちょいとした事で、不満が出始めたりもするのだ。
 例えば、同期入社はライバルとなるから、気になるところだ。
 奴の方が登用されてるとか、しばらく年数が経つと、同じ働きをしてるのに昇格が早いとか、賞与が多いとか・・・・時が経てばどうでもいいような、小な「厄介事象」を数多く探し出してしまう。
 つまりは、この世の何処かに、「安心とか安全とか」が有ると思い込み、・・・・言うならばチルチルミチル、「青い鳥」の結末を知らないでいるからである。
 結局は、安心な会社に入っても、不安な会社に入っても、同じようなもんであるが、これが後から振り返ると分かるのだが、・・・・進む方向から見るしか無い、学生君には分からないのである。
 「出来のいい年配」の誰かと、一杯話せばいいのに、・・・・これが、仲間としか「群れたがらない」から、話になら無い。
 「不満と不安」を比べ、どうせ持つなら「不安」の方が断然いいと、勝俣部長は思う。
 だって「不満」は、救いようの無い感情であるからである。
 例えば、「健康に対する不満」としたら、・・・・その精神で、一体、どなたの「せい」にしようとするのだ・・・・。
 方や、「健康に対する不安」としたら、・・・・自分で素直に解決すればいい・・・・そう、飲み物を「単なる水」一つにすれば済む。
 「単なる水」が、あなたを救うのである。 
 実にいい話であると、・・・・誰か言ってはくれまいか・・・・誰も言ってくれないの・・・・実に「不満」だ・・・・。
 つづく。

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