1月27日 木曜日
(「単なる水」が、あなたを変える)・・・・ちょっと、と言うか「相当に変」
勝俣部長のテレビを見る時間は少ない。
その少ない時間内で、よく見受けるのが保険の宣伝である。
そのまま比例拡大していいものかは分からないが、テレビ局が取り扱うコマーシャルの中で、一番多いのでは・・・・。
とにかく、保険業と言うのは凄く儲かると聞いた事がある。
ガン保険の場合、「死ぬまでに病む期間が少ない」から、旨味があるとも聞いた。
確かに、ガンを発症させてから、10年も20年も病み続けた人の話は聞いたことが無い。
月額、かなりの手当てを支給しても、まあ、半年内で大半はカタが着く。
「何とか何とかダイレクト」の自動車保険を見た、・・・・見てしまった。
・ご主人様の免許証の色は何色ですか・・・・
とか、
・通勤に車はお使いでは無いですね・・・・
などと聞きながら、
・それではお得な保険が有ります
と、大体こんなストーリーである。
詰りは、乗る機会が少なければ少ないほど、安い保険だと言う事なのだ。
ええ、これって変じゃあないの。
凄く変じゃあないの。
しょっちゅ乗るから保険が必要なのに、乗らなければ安いってバカみたい・・・・と思えちゃうぜ。
・そうですか、あなたは車をお持ちでは無いのですか、それなら当社では、特別安い保険を用意しております・・・・これってバカ。
・どんなに乗られる方でも、お安い保険を用意してま〜す。
こう来るのが、正当な保険だと思うのであるが・・・・。
・そうですか、ご主人様、殆ど車はお使いになりませんね
・それなら保険加入より、車の処分をご検討なさって見て下さい
親切とは、こう言うことである。
この世の中で、最も「親切」な飲み物は、「単なる水」である(凡)
つづく。