6月16日 月曜日
39年前の長閑(ノドカ)さ・・・・北京郊外
天才老人美しさを求め行く
ジェルソミーナ
4月に製本なった・・・我がエッセイ集「昭和の詩情」。
昭和14年生まれの次姉、山梨石和在住(長姉は62才他界)。
同級生を中心に配布してくれている。
その中のお一人様・・・・ご夫婦とも鰍沢(カジカザワ)生まれ、鰍沢育ち、鰍沢暮らし中。
更にご夫妻・・・・同級生、隣接同士でのご結婚、とかである。
夫君様・・・・。
今年の3月、3回忌法要を済ませた由、一言でいいから手紙をと・・・・次姉の命。
2年前、84才で他界されたと言う。
何しろ会ったのは遥か昔・・・・懸命に記憶を思い返す。
顔は何回か見た事はあるが・・・・会話の記憶は、全く無し。
ウム、ウムと窮する中・・・・鮮明に記憶が戻る。
そうだ夫君様・・・・吹奏楽、トランペットの名手であった(ハズ)。
我が耳に残っている、いる・・・・82才の今でも残っている、いる。
イタリヤ映画「道」・・・・終始流れた音楽「ジェルソミーナ」。
・主演 イタリヤ女優・・・・ジュリエッタマシーナ
・相手役 個性派俳優・・・・アンソニークイーン
トランペットで哀愁そのものに鳴り響く旋律・・・・「ジェルソミーナ」。
作曲・・・・映画「太陽が一杯」、「ゴッドファーザー」のニーノ・ロータ。
★私が中学生の頃である。
スマホ先生によると・・・・映画は1954年制作、日本上映3年後とある。
我、まさに中学生の頃である。
多分?学校の講堂、トランぺッター夫君様吹く・・・・「ジェルソミーナ」。
その旋律・・・・涙が出て来る!
70年近くも前の記憶・・・・経緯(イキサツ)をそのままに、綴りとした。
人間の頭と言うか、脳と言うか・・・・とても不思議と言うか、嬉しい。
今、盛んの生成AI・・・・自らで懐かしがる事って、出来るのだろうか?
嬉しい頭を・・・・生成AIって、何処かに、持つのだろうか?
書いた後・・・・思いが浮かんだ。
既に生成AI汚染されてい・・・・のかもな!
*深大寺螻蛄様・・・・本日掲載の写真の光景、昔、それとなく、見掛けませんでしたか?
つづきます。
さあ 水を飲みましょう