勝俣部長の「ため息」3863回・・・・迎賓の儀

11月6日 土曜日

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    臨済宗妙心寺派 石頭山「長慶寺」(山梨県都留市) 撮:2021.11

 

 

折角、生きてるだから

 御呼(オヨ)ばれ

 

 11月3日、祭日を利用して、久方ぶりに墓参りに行った(冒頭の写真)。

 同時に、高校2年、3年と在籍した「県立富士吉田高校」・・・・時代の友人を訪ねた。

 前以て連絡し、友人の奥方様を含め、何処かの食事処でもと、目論でいたが・・・・。

   「勝俣 久しぶりだし 我が家来ないか」

 そう返事を聞いたとき・・・・勝君回路は昔のモードへ急回。

 そう言えば・・・・両親はよく、

  ・明日は あのお家に

  ・御呼ばれされてます

 オ・ヨ・バ・レ、御呼ばれ、御呼ばれ・・・・懐かしい言葉が思い出された。

 単なる「お茶飲み」と違い、一定の礼儀作法を持ってのお招き

 訪ねる方も、それなりの身だしなみでの訪問が礼儀。

 まあ、言うなれば・・・・個人仕様の「迎賓」のお招きである(あった)。

 今は皆無と言っていい。

 そこに御呼ばれの声・・・・ネクタイはともかく、スーツを着用して訪問す。

 さすがに個人迎賓の儀。

 10畳間の和室に、道道した女性の席も含め、キチンと宴席が用意されていた。

 奥方様の手料理・・・・いやいやおったまげた・・・・老舗の料亭並み以上。

 値踏みをしては行けないが・・・・上野公園「韻松亭(インショウテイ)」では1万円は確実に

超す。

 和食フルコースを堪能して参りました。

 ブラボー、ブラボー・・・・お招きブラボー。

   親しき中にも 礼儀あり

 親しさばかりではダメ・・・・何処かに礼を持とうよ(備えようよ)・・・・。

 日本には、実に素晴らしい仕来り(シキタリ)があったのだ・・・・。

 つづきます。

 

 

 空気乾燥 水を小まめに