「高麗川神社」に向けて歩き出す 麦畑 撮:2019.4
折角、生きてるんだから
貰っても いいですか
勝俣部長・・・・
「もし迷惑でなければ(営業妨害でなければ) しばしテレビを消して
貰っても(戴いても) 宜しいでしょうか・・・・」
かくなる心情が本心である。
貰う・・・・「戴く」同様・・・・一つの懇願形である(積り)。
昔の風景・・・・ある事があり懇願形に取れた。
30年前、銀座8丁目で始めたパブバー・・・・当時、カラオケの発芽期。
瞬く間にカラオケの嵐に飲み込まれる。
必死に抵抗して生み出した知恵が・・・・30分カラオケ、30分休憩の・・・・
「変則的時間交互」カラオケタイム制・・・・。
閉店時間近・・・・マスター、「最後に 後1曲 後1曲だけ カラオケ掛けて貰ってもいいですか・・・・」。
後半期の勝俣店・・・・潰れそう・・・・マスターの営業手腕では無しに・・・・ああだ〜こうだ〜言いながら、結局はカラオケ旋風に助けられた、我がパブバー業・・・・。
今、店によっては大型テレビが命綱・・・・プロ野球に、サッカーに助けれる店在り。
幼稚・幼児語なる懇願形・・・・あの懐かしい「貰っても」・・・・個人的には当時の悲愴形であり、懐かしい言い回しである。
「ママさん しばらく命綱のテレビ 消して貰ってもいいですか・・・・」
生活の掛かるママさんには・・・・国語形はさて置き・・・・当時の勝俣部長同様に・・・・
一等、心優しい言葉に響くのである。
つづきます。
大型連休後2日目 そろそろ猛然ダッシュしましょう