勝俣部長の「ため息」2740回・・・・赤坂の夜

 

 

11月29日 木曜日

 

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                                                       出石城 撮:2018.11

 

 

好き勝手に 言いたい放題

   無 粋

 

 昨夜・・・・地歌筝曲「福田栄香の会」なる演奏会に行った。

 自らの意思は無く、全くの義理鑑賞会である。

  (ちなみに入場料は5000円)

 場所は赤坂紀尾井町の「紀尾井小ホール」。

 こじんまりしたホールは、開演時間の18時30分には満員。

 そこかしこでお互いさんが挨拶を交わしているから、大半はその筋の方であろう。

 全員お年寄り・・・・さもあらん。

 日本の古典・・・・静かに、厳粛に開演を待つ時間が流れる。

 この雰囲気好し。

 ところが開演時間の18時30分を回っても・・・・申し訳なさそうに、

  ・体を縮める訳では無く

  ・首を垂れる訳でも無く

  ・堂々と

 入場者が来る、来る・・・・。

 それも年配者ばかり。

 「何だ あいつらは・・・・バカか」

   無粋

 なる言葉を思い出した。

  (無粋:スマホ的軽率/凡句楽辞典)

 まあ、何もかも無粋が罷り通る世の中。

 日本の古典と言えども同じか・・・・そう、無粋。

遅れて来た人はとして、第一部の入場を諦め、二部から聞けば(見れば)・・・・無粋で無くなるのに・・・・。

 赤坂の秋・・・無粋なる夜長・・・・帰路酒を飲む・・・・無粋は自分か。

 つづく。

 

 

 空気が乾燥してます 質の良い水 出番です