9月15日 土曜日
小石川後楽園 撮:2018.9
好き勝手に 言いたい放題
惜 別
昨年、9月18日、68才で世を去った後輩。
最初の会社に、6年後入社し、私が会社を辞す前、5年ほど、共の仕事に就いた。
ただ、仕事と言うよりも、酒飲み仲間・・・・それも熱中症騒ぎの、猛暑日でさえも
「熱燗」一筋・・・・正義の熱燗(悪漢)君であった。
惜別の熱燗である。
遠き別れに 耐えかねて
この高殿に 登るかな
悲しむなかれ 我が友よ
旅の衣を ととのえよ
別れと言えば 昔より
この人の世の 常なるを
流れる水を 眺むれば
夢恥ずかしき 涙かな
島崎藤村・・・・3番目をかく詠う(4番省略)
君がさやけき 目の色も
君くれないの 唇も
君が緑の 黒髪も
またいつか見ん この別れ
(島崎藤村)
合 掌。
つづく。
熱燗と 質のいい水 いい組み合わせです