勝俣部長の「ため息」2191回・・・・実に気分がいい

4月18日 火曜日



好き勝手に 言いたい放題
 繋 ぐ モ ノ


 親子・・・・。
 勝間部長・・・・二人の男の子がいる。
 子とは、親に対する子であり、既に「いいおっちゃん」達である。
 歳のせいかも知れない・・・・。
 最近になって、何か繋ぐモノは(事は)ないか、考える事がある。
 勝俣部長・・・・母親の躾があって、素人としては人並み以上の料理を為す。
 料理と言えば道具、道具と言えば先ず包丁とくる。
  (螻蛄様 様の世界である)
 20年近く前ある偶然から、目黒区碑文谷にある「4代目藤原照康刃物工芸社」の包丁と出会った(3万円前後)。
 これが実にいい。
 実にいいとする証明は、20年近く使い続けているが、いっさらきが来ない。
 ここ最近(5年ほど前)知ったのだが、この会社さん、年2回、浦和伊勢丹に出店する。
 同時に研ぎを受付てくれる。
 プロとアマの実力の差を、いろいろな分野で言い表す事が多い。
  ・何と言ってもゴルフだね アマはとても刃が立たねえよ
  ・いやいや 囲碁 将棋だね 実力さ歴然
 確かにである。
 が、勝俣部長に言わせると「刃物の研ぎ」・・・・この差ほど違うものは、あんめいに・・・・。
 と言う事で、年2回の研ぎ出しは、密かな楽しみである。
 研ぎがなった包丁は・・・・それこそ触るのが怖いくらい・・・・著しく緊張する。
 つい先日もお願いしに伊勢丹に行った。
 そのとき、ハタと思った。
 コレだコレだ・・・・この包丁を後2本揃え・・・・今ある1本と合わせ、年間3本を使いまわす。
 その内に所有者は(勝俣君は)、寿命尽きるだろうから・・・・最初の1本は墓に入れて貰い、後の2本は二人の子に、
   使い繋いで貰う
 当然料理を為す事を意味する。
 と言う事で、間もなく手元に3本の「4代目藤原照康三徳包丁」が揃う・・・・。
 唯一の「使い繋ぎ財産」となる・・・・実に気分がいい・・・・。
 つづく。



 今日も 水から 参りましょう