勝俣部長の「ため息」1276・・・・どっちも どっちも では ありません

7月25日 金曜日

                                                
                                                      (戸田ボート競技場)



  好き勝手に 言いたい放題
自分で 考えなさい


 熱中症にならぬ注意、呼びかけが、NHKテレビを中心に激しい。
 激しい呼びかけは、何も熱中症ばかりでは無い。
  ・やや寒くなりますから 一枚余計にお持ち下さい
  ・傘を持って お出かけ下さい
  ・電車が来ます 黄色い線までお下がり下さい
など、一事が万事、・・・・現在は「化保護」の時代である。
 そればかりでは無い。
 面倒な事は全て機械(コンピューター)が消化し、答えを出してくれる。
 後は指示に従い、盲目的に動けばいい。
 こんな時代になってしまった。
 ただ、多分、もっと凄いのは、「母親威力」であろう、・・・・。
 NHKよりも、駅のアナンスよりも、インターネットよりも、緻密で、着いて離れず、朝から晩まで、
  ・ああでも無い こうでも無い
  ・こうしなさい ああしなさい
  ・これを食べなさい あれを食べなさい
などと、母親威力が子に命ずる、・・・・そんなご家庭が・・・・一杯、あろうか。
 結婚前、あんなにマザコンを嫌っていたご本人様が、子供が生まれた瞬間からマザコンの権化となる、・・・・とても損じられません。
 韓国船の子供達の様に、船が本当に沈没するのに、指示に従い、命を落としてしまった、・・・・そんな結末が、行き着く先にならねばいいが、・・・・。
 振りかえって見て明治生まれの我が母親は、毎日、口癖のように、何かあるたびに、
  ・そんな事 自分で考えなさい
  ・そんな事は 自分で考えなさい
を連発していた。
 もっとも、自分で考える事が身に着いてしまった勝俣部長、・・・・行き着いた先が、猛暑の中でも平気でネクタイ絞めてお出かけ、・・・・単なるバカ
 どっちも、どっちもかな、・・・・いや、そうとは思わない。
 自分で考えなさい、・・・・ホラ そこの彼方です。
 つづく。


 猛暑 自分考えて 水を飲みなさい