勝俣部長の「ため息」898・・・・些細な事が 史上最大な最悪に

5月17日 金曜日

                              



手遅れになって 健康を知る
意外に  困 る 事


 普段、何とも思わず、慣れっこになってやっている動作が、ある部分の僅かな違いで、
  ・面食らうと言おうか
  ・困ると言うか
  ・とても 不愉快になる
事を、経験をした。
 手術のため、4月24日、慈恵医大(西新橋)に入院した。
 パジャマ(入院衣)は、持参してもいいし、借り受けてもいい。
 一日480円(だったと思う)で、毎日「パジャマ1組、バスタオル1本、手ぬぐい2本」が借りられる。
 一人身の勝俣部長、・・・・勿論、借りた。
 所がどういう訳か、パジャマのボタンの大きさと、受ける穴の大きさが合わないのだ。
 ボタンの方が小さければ、まだ嵌め易いが、これが逆。
 しかも、手術前の、殊に、右手の指がもどかしい状態にあったから、どうにも堪らない。
 ボタンが留められないまま、5分、10分と時間だけが過ぎる始末。
 こんな事で、ナースコールを押す訳にも行かず、・・・・悪戦苦闘。
 まあ、多分、たまたま、借り受けたこのパジャマだけが嵌合(カンゴウ)不良では無いかと、いい風に解釈。
 けれども、来る日も、来る日も、ボタンを嵌めるのに、一苦労する始末。
   「バカヤロー パジャマ屋 金返せ」
 経験すれば分かるが、・・・・この状態って、物凄くイラつくのだ。
 仕舞いには、パジャマを見るのもむかつく始末。
 入院中は暇、・・・・その暇潰しに、敢えて、パジャマのボタンを、嵌めずらくしてくれたとのだと、・・・・まあ、そう解釈すっか。
   (どなたか、慈恵医大に入院して、検証して見て下さいな)
 朝の出勤時、カミさんが出してくれたYシャツのボタンが、どうしたことか、いつもと違う。
 どうにも嵌(ハマ)らない、・・・・時間が迫る、・・・・。
 どうやっても嵌らない・・・・いよいよ時間が無くなる・・・・。
 こりゃヤバイ、史上最大の夫婦喧嘩になるかも知れ無い、・・・・絵に描いた、修羅場への誘(イザナ)い。
 こんなご家庭、・・・・どこにでもあるかも知れない、・・・・。
 それにしても、人とは、ほんの些細なことで、イラつくものである。
 つづく。