勝俣部長の「ため息」838・・・・思う 心と 物と

3月2日 土曜日

                                            



    手遅れになって 健康を知る
陽の当たらぬ  場 所


 3.11大震災後、「万が一」のための防災意識が、高っまっている。
 役所関係の呼びかけもあって、
  ・企業
  ・学校
  ・団体
など、必需品の備蓄が進む。
 勝俣部長、・・・・「水屋」に勤めて15年目。
 保存水(備蓄水)の引き合いを、肌で感じている。
 ところが、・・・・殊に都会地だと、それぞれに、備蓄物の備蓄場所の確保が難しい。
 正々堂々、「上座」に備蓄する会社など、200%無い。
 毎日使うモノでは無い、・・・・あくまでも「万が一」のためだから、当たり前である。
 結局、無理無理探し出す備蓄場所は、・・・・いわゆる「陽の当たらない場所」となる。
 陽の当たらない場所、イコール、・・・・総じて物の出し入れが困難である。
   「ええ こんな場所に 備蓄して イザのとき 大丈夫」
などと、思ってしまう場所にも度々遭遇する。
 必要とするのは、「思い」であり、・・・・これらは、一切場所を必要としない。
 思えば、いいだけである。
 ところが、「心・思い」から出た結論は、全て物であり、相応の容積を持つ。
 都内で備蓄(心)が懸命であるが、・・・・出し入れし易い備蓄場は無い。
 この、心と結論(物)のアンバランスさが、・・・・「万が一」のときに、どう出るか、・・・・勿論、そんな事の起きないのがいいのだが、・・・・。
 人間って、不思議である。
 つづく。
                               
                            陽の当たらない場所(ココニ タドリツク マデガ タイヘン)

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