3月2日 土曜日
手遅れになって 健康を知る
陽の当たらぬ 場 所
3.11大震災後、「万が一」のための防災意識が、高っまっている。
役所関係の呼びかけもあって、
・企業
・学校
・団体
など、必需品の備蓄が進む。
勝俣部長、・・・・「水屋」に勤めて15年目。
保存水(備蓄水)の引き合いを、肌で感じている。
ところが、・・・・殊に都会地だと、それぞれに、備蓄物の備蓄場所の確保が難しい。
正々堂々、「上座」に備蓄する会社など、200%無い。
毎日使うモノでは無い、・・・・あくまでも「万が一」のためだから、当たり前である。
結局、無理無理探し出す備蓄場所は、・・・・いわゆる「陽の当たらない場所」となる。
陽の当たらない場所、イコール、・・・・総じて物の出し入れが困難である。
「ええ こんな場所に 備蓄して イザのとき 大丈夫」
などと、思ってしまう場所にも度々遭遇する。
必要とするのは、「心・思い」であり、・・・・これらは、一切場所を必要としない。
思えば、いいだけである。
ところが、「心・思い」から出た結論は、全て物であり、相応の容積を持つ。
都内で備蓄(心)が懸命であるが、・・・・出し入れし易い備蓄場は無い。
この、心と結論(物)のアンバランスさが、・・・・「万が一」のときに、どう出るか、・・・・勿論、そんな事の起きないのがいいのだが、・・・・。
人間って、不思議である。
つづく。
陽の当たらない場所(ココニ タドリツク マデガ タイヘン)