勝俣部長の「ため息」804・・・・新聞 師 なり

1月27日 日曜日

                                           



 大切な事(健康)は 手遅れになってから 分かる
 この人は たまらなく 面 白 い (痛快)


 立命館大学の教授に、・・・・加地伸行さんと言う方がいる。
 教授の説く、漢詩(漢文)を読むと、全くの素人の勝俣部長でさえ、・・・・漢詩に引きつけられる。
 勿論、産経新聞の紙上でしか、知る術は無いが、歯に衣着せぬ論評は(世相論)、たまらなく面白い
 いや、痛快と言うべきだ。
 「古典個展」と題する、加地教授受け持ちの産経欄。
  (コテンコテン/コテンパニ ヤッツケル/に引っ掛け 自分で命名したに 違い無い)
 本日の「コテンパノ ヤッツケ サキ 」は、先の民衆党選で代表に就いた「海江田万里」先生である。
 彼、海江田万里は、代表選の記者会見で、自作の漢詩を披露したと言う(下段参照)。
 その漢詩を、加地教授、
  ・先ず冒頭で 下手な詩 である
と書き出す。 
  ・和臭(ワシュウ)のある作品は 人前には 出さないもの
  ・無教養を 晒すことになる
  ・その程度の人が 一党を引きいる事が出来るのか
と厳しく続く。
  (*和臭:よく分からないが、漢詩を勝手に「日本語風」にしてしまうことと理解)
 更に、彼の詩には、戦いに敗れた者の悲しみなど、何処にも見られない、・・・・こう締め括る。
 対比して、あの203高地の戦い、・・・・乃木希助将軍の詩を引用。
 以下の通り。


    (海江田万里代表作)
  ロウ月(12ガツ) 扶桑(ニホン)に 戦鼓鳴るも
  寒天 助け寡(スク)なく 計りごと 成る無し
  将軍 功尽き 万兵たおる
  粉骨砕身 此の生を 全うせん


    (乃木将軍作)
  山川草木 転(ウタ)た 荒涼
  十里 風 なまぐさし 新戦場
  征馬 前(スス)まず 人 語らず
  金州 城外 斜陽に立つ
  *転た:当たり一面 *金州:地名
 つづく。

fineaqua -- Home