勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」574・・・・斜めに立つ人々

5月23日 水曜日

                                  



(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
   B 層 文 化


 恥ずかしながら、「B層文化」なる言葉が存在することを、5月4日の新聞で、始めて知った。
 一文を寄せた、「適菜収(テキナオサム)」さんと言う哲学者さんも、始めて知った。
 なぜ、恥ずかしながらか、・・・・この言葉、実は、7年も前の平成17年、郵政選挙の際に、内閣府から依頼された、広告会社が作った概念だそうだ。
  ・マスメディアに踊らされ易い知的弱者
  ・ひては、近代的諸価値を盲信する層
を指すとある。
 更にこう続く。
 たとえばポップスなら、音楽そのものよりも、歌い手の容姿や生い立ち、持病、スカートの丈の短さなどが重視される。
 尚も適菜さんは、B層文化にいる人達を、
  ・真っ当な価値判断が出来ない層
  ・圧倒的な自信な下に、自分達の価値観を社会に押しつける層
  ・無知であることに恥じらいを持た無い層
  ・素人である事に誇りを持つ層
  ・ありとあらいるプロの領域、職人の領域を浸食する層
 しまいには、素人が社会を導こうとするだろう。
 こう解説されると、7年前よりも、今の今の方が、遥かに納得し易いでは無いか。
 と言う事は、B層文化圏は、いよいよ拡大してきていると言うことか、・・・・。
 作詞家「故・阿久悠」さんは、多分、ここで言う「B層文化」なる人々を、「斜めに立ってる人々
と言ったような記憶がある。
 何れも、「恥」と言う自己規制を持たない、持てない人達、と、・・・・一昨日と、昨日、本ブログに書いた勝俣部長の言いたいことが、実はそうなのだ、と言ってしまうのは、・・・・私自身が、紛れも無く、「B層文化」、「斜めに立つ」、そして、「恥と言う自己規制」を持たない人、・・・・その張本人になるではないか、・・・・。
 あああ、・・・・「水」を飲んで、一息着こう、・・・・ああ、あ。
 つづく。

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