2月29日 水曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
何処に行っちゃった 安物買いの銭失い っ て 言 葉
今となれば昔となるのか、「安物買いの銭失い」と言う言葉が、昔は、間違い無く存在した。
その時代はまた、安物のに殺到することなど、「はしたない」とする、周囲の目も(教え)もあった。
それがいつの間にやら、あらゆる面で、価格破壊化した。
安売り合戦に、テレビ等のマスコミが乗りに乗る。
「何処そこの 何何 激安」
「この 美味しい丼が たったの 何円」
遂には、外国の影響なのか、関西から北海道まで、往復500円(片道250円勘定)なる、宣伝的航空運賃まで登場してしまった。
今は、
・そんな「はしたない」、・・・・の戒めも
・「銭失い」、・・・・の戒めも
ブレーキ装置を捨て去った時代だから、多くの人々が、凄まじい勢いで殺到する。
安い事が、無条件にいいのだ、・・・・本当に通用するのだろうか。
勝俣部長、金が無いのに、格好つけて言うのだが、とても「いやな風景」だ。
とくに、身の輸送を委ねる「交通機関」や、身の安全を任せる「口の中に入れる全てのモノ」など、・・・・安い事を、一等上の「選別基準」にして、と、・・・・本当にタメ息が出るし、適わない風景になる。
ミネラルウォーター屋の私が、いつも思うのであるが、
・2リットルのペットボトル1本の水が、店頭に70円以下で並んだり
・常識外れ(格安航空運賃並)の飲料が並んだり
しているのを見ると、この製品「本当に大丈夫」と考える。
世の中のは、「適正」なる、とする言葉がある。
価格破壊などと囃したてるが、言うならば「適正値破壊」である。
人間の内臓は、かなり頑丈に出来ている、とは、・・・・勝俣部長が、常々言う言葉である。
どんな安物を、どんなに口に詰め込んでも、青酸カリのように、直ちに反応(死)はしない。
そう、20年、25年、30年、・・・・長時間、口に詰め込んだら、そこで始めて、「再起不能」なる症状が現出する。
・価格破壊
・安売り合戦
・適正値破壊
は、お互いが、お互いの首を絞め合う、「自殺行為」だ。
喜んでばかりは、いられない、・・・・何れ、大きなツケが、貴方の身を襲う、・・・・怖。
つづく。