4月27日 水曜日
(「単なる水」が、あなたを救う)・・・・水との出会い(1)
勝俣部長の人生は、かなりいい加減なものに、なってしまった。
自分で望んだ訳では無いのに、結果としてかなりブレた人生となった。
若き勝俣君は、昭和41年(1966年)社会人のスタートを切った。
そのまま最初の会社で、いわゆる定年まで全うするつもりでいた。
途中で辞す事になろうなどとは、微塵も考えていなかった。
それが45才の時、全く予期しない形で、辞すことになってしまったのである。
二人の子供は、まだ中・高校生だったので、プレッシャーはかなりのものが有った。
今から見ればその退職が、その後の「凄く恵まれた人生」を歩むための、出発点になったのだから、人生なんて、進む方から予測しただけでは、どうにも分からない。
私が、自分の人生を「恵まれた人生だ」と決めつけられるのは、「単なる水」との出会いがあったからであるが、この時はまだ、水の「み」の字も認識出来ない時であった。
つづく。