勝俣部長の健康体質作り・・・・高尾山「健康を考える」(136)

2月18日 金曜日

                                  



(「単なる水」が、あなたを変える)・・・リスクマネージメント


 「リスクマネージメント」なる言葉を、最近やたらと耳にする。
 手元の辞書を見ると、  
  ・危機管理
  ・経営活動に生じる可能性のある不測の事態を最小限に抑えるため、あらかじめ方策を立てることとある。
 言うならば、ついこの間のエジプト問題もそう、今真っ只中の火山噴火もそう、新型インフルエンザや鳥インフルエンザもしかりであろう。
 確かに、予測不能な事態がは間違い無く起きる。
 その為の回避策と言うか、対応策のプログラムを組まねばならないことは、企業永遠なりとしては当然なことである。
 実際に、そのために取り組んでる会社は多い筈だ。
 デパートで、店頭販売員の多数がインフルエンザなどで、集団で休むハメになったら、お手上げどころか会社の危機となる。
 リスク管理、・・・・誠にごもっともである。
 他方、それ以上に重要なのは、「自分の体のリスク管理」は一体どうなってるかである。
 多分、・・・・多分でしかないが、リスク管理を積極的に遂行している経営者に、「貴方ご自身のリスク管理は」と聞けば、
   「エエ、その場合には、ピンチヒッターをちゃんと備えております」
なんかの、・・・・私に言わせると、「的外れ」な答えが返ってくると思う。
 そうでは無くて、自分自らが自らに課す、「自分の体のリスク防衛管理」である。
 多くの皆さんに、同様な事を問いたい。
 ハチャメチャな食生活をしておいて、リスク管理もなにもあったものでは無い。
 リスク管理の旗を振る前に、先ず己のメタボ管理を為すこと、を問いたい。
 更に言えば、家庭のリスク管理を問え、とも言いたい。
 企業としてのマネージメントに成功したとしても、次なる言葉は如何がであろうか。
    「企業活動による如何なるいい訳も、家庭の前には無力である」 
 私が張本人であったから、この言葉を自信を持って言うが、仮にその状態が再現したとしたら、・・・・「家庭の前でも、時として仕事を前に出し押し切れ」、と言いたいのが本心である。
 ガンバレ、企業人。
 「単なる水」だけが、あなたを救う。
 つづく。

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