2月17日 木曜日
(「単なる水」が、あなたを変える)・・・・久しぶり、富士山麓のドライブ
勝俣部長が生まれたのは、山梨県富士吉田市である。
誕生後、たったの2カ月で、父親の転勤で他所(南巨摩郡)に移ったと言う。
高校1年のとき、再度父親が富士吉田市に転勤になった。
高校の転校に反抗した私は、両親とは2年遅れて、3年生のときに誕生の地に舞い戻った。
舞い戻ったものの、僅か10カ月の生活で、卒業後、今度は東京に出て行った。
合計で1年しか住んで無い「富士吉田市」を、昨日、久しぶりに高速道路から見ることになった。
2・3日前の降雪で、雪景色はより白く、眼前に迫る富士山頂は見応え十分であった。
高校時代、たった10カ月しか居なかった所だから、友達などは殆ど居ない。
否、高校を二分した私には、ドッチモつかずの高校生活、・・・・そんな思いしかない。
やっぱしあの当時、もっと「我(が)」を通して、最初の高校に居るべきだったのだ、などと、にわかに当時を振り返ることになった。
10か月の後東京に出た私は、20才のとき母親亡くした(享年52才)。
否、やっぱし戻り住んだのは正解だったのだと、・・・・結構神妙・・・・。
人間、幾つになっても、心が揺れることがあるものだ。
揺れないものは、私の目に焼きついた眼前の富士山と、未来永劫に我々が口にする、「単なる水」だけである。
「単なる水」が、あなたの心を和らげる・・・・水の力は不思議だ。
つづく。