勝俣部長の「ため息」2853回・・・・竹の線引き

3月25日 月曜日

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                               都電・・・・まあ「何と言いましょうか」 撮:2019.3

 

 

  折角、いきてるだから

曲 尺(かねじゃく)

 

 昨日、例によって周回遅れの録画テレビを観ていた。

 久しぶりに・・・・曲尺を見るシーンが・・・・。

 どうだろう・・・・小学生の頃(だろう)・・・・大工さんが家を作る場面を見るのが、とても好きだった。

 薄く、均一に引くカンナの動き・・・・により削り出される「カンナ」。

 屑などとはとても呼べぬ、1枚の紙が排出される・・・・そんな場面に見えた。

 砥石の上で研ぐノミ。

 正確に動く手の動き。

 1時間でも2時間でも・・・・とにかく見るのが好きだった。

 中でも、耳に鉛筆を挟み、曲尺を当て、寸法を取るあの姿は鮮明に残る。

 その曲尺がどうしても欲しくて、欲しくて・・・・後年、母親が、知り合いの大工さんに頼み、曲尺が手に入ったとき・・・・何か、いっぱしの大人になった気がした。

 思えば当時、学校の教材として使う線引きは(スケールは)・・・・竹製・・・・竹の線引きであった。

 今では深大寺の野に根を張る「竹野」の、本当の素性は、案外ここからかも・・・・プラスチックでで無い事は確かである。

 自然産物で実にウラヤマシー話しであるが、全く関係の無い場所に話が飛んでしまった。

 どうしてこうなるのだろう・・・・嗚呼。

 つづきます。

 

 

 さあ本日も水 草加松原に備蓄水搬入