勝俣部長の「ため息」2239回・・・・風化

  6月7日 水曜日

(写真:京都「東寺」境内)





  好き勝手に 言いたい放題
年月は 絶対を薄くする


 テレビドラマのシーン。
 中学校や高校時代・・・・あるいは大学時代、仲間とのき想い。
 形容すれば、
  「敏、博、章、 玲子、真由美、邦子」
 名前で呼び合う。
  「俺たち 絶対忘れないよな・・・・」
  「絶対 忘れるもんか・・・・」
 こんな感慨に染まったものである。
 20年、30年の時が流れる
 40年、半世紀の時間が過ぎる。
 あの時の絶対って
 何だった。
 時間(トキ)の流れは・・・・絶対から絶対を、絶対に奪い去る。
 居なくなったら絶対死んでしまう・・・・こう思えた母でさえ・・・・微かな思いが残るだけ。
 だから生きて行ける・・・・そう思ったりもする。
 絶対風化させるな・・・・様々な場所で聞く言葉である。
 でもそんな事ってあるのだろうか・・・・。
 勝俣部長・・・・我が身を考えると、風化だらけである。
 風化しっぱなしである。
 風化のプロである。
 平気で風化させる奴って・・・・いい加減な奴・・・・に識別されるんだろうね・・・・。
 つづく。



 水は 絶対です