勝俣部長の「ため息」1716・・・・1万戦 全敗

12月15日 火曜日

                                                 
                                                      (長瀞「舟下り」)



  好き勝手に 言いたい放題
の味 その決め方


 勝俣部長・・・・酒暦「50年」は優に超える。
 お酒のかっての「等級」表示は、
  ・二級酒、一級酒、特急酒
などであった(何か列車の一等車、二等車と符合するように思えてならない)。
  (経験は無いがもっと昔は「赤松」、「黒松」などと呼んだとか)
 それが最近は「グレード分類」とでも言えばいいのか、
  ・純米酒
  ・吟醸酒
  ・大吟醸
などと分けられ出した。
 そして多くの人は、ラベルをみてから・・・・ウムウム やっぱし「大吟醸」は旨いな〜とか。
 熱燗にしては勿体ないよな・・・・などとなる。
 その点、おバカな勝俣部長は、ラベルなどは一切見ないで(読まないで)、頑なに、
  ・先ず 飲む 先ず飲む
 そしてこの酒は、オイラに合うか、合わないかで決める。
  (もっとキザっぽく言うと 俺様の舌に合うか合わないかで決める)
 結果は、大抵はラベル表示通りにはならない。
 詰り、自分の味覚が全くと言っていいくらい、デタラメなのである。
 デタラメが続いても続いても・・・・自分の味覚を信じて飲む。
 公言など、とても出来ないので、黙って飲む・・・・やがて黙りが旨さを証明する事に・・・・・なった事は無い。
 そんな、こんなで来てしまい、遂に、かなり年を取ってしまった。
 酒の味覚挑戦・・・・多分100戦全敗・・・・いや1万戦全敗が、我が勲章と言うしか無いほどの、デタラメ味覚・・・・。
 ただ皆様・・・・ラベルに 騙される〜ってな部分も・・・・そう、酒版「オレオレ詐欺」もありまっせ・・・・。
 つづく。


 ラベル不要な飲み物は 単なる水だけ desu