勝俣部長の「ため息」1371・・・・言葉 百景

11月13日 木曜日

                                                
                                                       (山梨「河口湖」)



好き勝手に 言いたい放題
 スズメ の 


 多分、日本語だけでは無いだろうが、「例えて」言う言葉には本当に感心する。
 いつ頃言われだしたのか・・・・誰が最初に使い出した「例え言葉」なのか・・・・今も「新・例え言葉」が生まれているのか・・・・そう考えると実に面白い。
 極微量の事を「スズメの涙」ほどの(亭主の小遣い)・・・・こんな言い方をする。
 スズメの涙を見た事は無いが、相当に少ないと、素直に思ってしまう。
 これが「何グラム」とか、「何ppm」とか言われても、普通人はピンと来ない。
 待つ思いの「一日千秋」の思い、などとの思い方は・・・・一日待つのが千回も秋を迎えると言う例えだから・・・・3日もまてば3千年も待つ思いになる。
 よしんば寿命が10年20年延びても、全然問題にならない。
 日本語「例え言葉辞典」ってあれば(あるかも知れない)、秋の夜長が、更に楽しくなるのにね。
 秋と言えば「虫の声」・・・・これはロマンチックであるが・・・・同じ虫でも「虫の息」となると、死の直前を意味するから穏やかでは無い。 
 「虫の息」を聞いた人っているのかな・・・・言葉って面白い。
 つづく。


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