勝俣部長の「ため息」1139・・・・仕来たり

2月4日 火曜日

                                               
                                                    (千代田区「気象庁」前)



好き勝手に 言いたい放題
ランニング 姿


 勝俣部長、・・・・2月1日 土曜日のことである。
 18時から大宮の居酒屋で、学生時代の「OB新年会」が行われた。
 昭和一桁生まれから、平成生まれまで、縦長の年代の40名近くが参加した。
 私の年代位置、・・・・順次上位にのし上がり、・・・・この分だと間も無く、トップゾーン(寿命の尽きる間近な位置)に入るだろう。
 まあ、それはともかく、一人、大変元気のいい若者の姿があった。
 何故元気よく見えたのか、・・・・全員が正装とまでは行かないが、相応の出で立ちでいるのに、彼だけ、何とランニングシャツ一枚でいるのだ。
 ほりゃ、元気よく見えるってものだ。
 彼、中国の留学生で、我々のOBエリヤ(埼玉南支部)に住んでいるとのこと。
 会場がかなり盛り上がり、留学生は様々なOB達に囲まれながら、・・・・ランニング姿を、められながら酒を飲んでいる。
 ややして私の隣に座ると、ビールを注いでくれた。
 お返しに日本酒を勧めながら、
  「あのさ 回りを見てみ 自分だけ 何か違うと思わないかい」
  「そう 君だけが ランニング じゃんか」
  「熱いから ランニングになったって、・・・・」
 とここまで交わした後、
  ・日本では 集まりによっては 強制はしないが 相応のルールがあったりして
  ・例えば 今日の場合 先輩方が参加する(同級会では無い)
  ・例え自分が熱いからと行って ランニング姿に なっては行けない
    (例え 夏でも ならない)
 彼、途端にシャツを羽織った。
  「有難うございした 始めて教わりました」
  「私 始めて注意されました 誰もしてくれませんでした」
  「今後 注意致します」
 ここは日本、・・・・日本の「仕来たり」を教えることって、勉強以上に大切では、・・・・。
 ところで、日本の仕来たりって、まだ有るかい、・・・・まだ有ったん・・・・かい。
 つづく。


 一日の始めは 一杯の水から これ私の 仕来たり