勝俣部長の「ため息」1045・・・・案外 楽しいかもよ

10月20日 日曜日

                                                
                                                        (横浜港)



     手遅れになって 健康を知る
人間的 ナビゲーター は 如 何


 勝俣部長、・・・・別に自慢する訳ではないが、今まで一度も「ナビ付き」の車に乗った事は無い。
 新しい場所に行くときは、未だに「住所と地図」を頼ってである。
 ただ、2カ月に一度くらいに、富山から「タビ付き」の車で、仕事の応援に仲間が来てくれる。
 その場合は、勿論その車に便乗し、私の道案内で、都内を走り回る。
 都内なら、大半の場所を的確に案内出来るから、・・・・自分でも素晴らしいと思ったりもする。
 であるが時折、始めての場所に行かねばならに用件が飛び込む。
 途端に道案内の歯切れが鈍る。
   「いいですよ ナビがありますから」
と慰められ、以降は機械の誘導に従う事となる。
  「その先 何十メートルの 信号を左です」
  「国道 何号に出ます」
などと指示され、これまた素直に従う。
 確かに便利である。
 とても楽である。
 ただ、機械的優しさの道案内では、運転していて、面白くも何とも無いを、・・・・ナビ音声を聞く度に感じている。
 そんな中、得意のヒラメキが走った。
 一層、極めて人間的な案内に、・・・・そう、ときおり、ナビと喧嘩したくなるような、そんな案内口調に切り替えたどうだろうか、・・・・と。
  「バカ そっちじゃ無い 左 左だ 左って言ってるだろう」
とか、
  「そっちはダメって 少しは覚えろよ 全くモウ」
とか、
  「ゴメンな ちょっと 間違って教えちゃった」
などと、わざと間違ったりして、・・・・そうくりゃあ、・・・・案外、運転が楽しくなるんじゃないの、・・・・。
 しかも、タイプを何種類か用意しておいて・・・・。
  ・命令型 ガイド
  ・メロメロ型 ガイド
  ・暴力団型 ガイド
などなど、・・・・。
 そして、震えるほど「オッカナイ」型として、
  ・カミさん型 ガイド
 それにしても勝俣部長、・・・・バカなことえを、考えるよな、・・・・。
 部長、会社、大丈夫、・・・・。
 つづく。


 こうなりゃ 水を飲む だな