7月20日 水曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
分かっていても どうにもならない事が有る
先の東日本大震災は、突然襲って来た。
そして、未曾有の被害を被った。
ただ仮の話しとして、例えば一週間前に、
・マグチュードも
・震度も
・場所も
などなど分かっていたら、こんな甚大な被害は、本当に防げたのだろうか、・・・・素朴な疑問を持ってしまう。
例えば、菅総理が災害発生の一週間前に、国民の皆さんへとでも題して、「物凄い地震が、津波が発生します」とテレビで発表したとして、・・・・一体国民は、どの程度真剣になって、避難したであろうか。
菅総理の信用度の問題は、勿論有ると思うが。
たったの一週間で、原発対策は成せたのだろうか。
何か、不謹慎の話しとなるが、人間は、不幸の真っ最中に居なければ(現行犯)、真剣さが伴なわ無い、・・・・そんな気がしてならない。
人間の限界点だと言ってしまっては、ダメか、・・・・と言うより、このダメさ加減を備え持つのが人間であると、肯定した上で対策を講じないと、絵に描いた餅になってしまわないか。
大昔から、様々な大災害に遭遇して来たようだが、この、人間の限界点付近を、ウロウロしているようにしか思えない。
今の今、昨日、本日、日本は大型台風で揺れている。
かなりの精度で、台風の凄さは予測されている、・・・・即ち予知出来ているのである。
では、地滑りや、土砂災害など、完全に防げるのか、と言えば、・・・・いつの場合も痛ましいニュースが起こる。
分かっていても、どうにもならない事がある、・・・・そう思えて仕方が無い。
つづく。