勝俣部長の健康体質作り・・・・高尾山「健康を体感する」(54)

11月28日 日曜日
                        




世の中、感謝する事の方が圧倒的に多い 
 昨27日の高尾登山は混雑回避のため、早めに家を出て7時前には、「稲荷山コース」を登り始めた。
 さすがに人気(ひとけ)は、殆ど無い。
 それより不思議なことは、時折、もう下って来る人と出会う事である。
  「何じゃ、この人は、真っ暗い内に登り出したのか」とビックリする。
 平地でも闇夜に歩くことは困難である。
 真っ暗な中、狭い急坂を登るとなる、恐ろしくて私にはとても考えられない。
 この「暗い」と言うことで、思い出したことがある。
 5年くらい前になるだろうか、仲間と、カナダのバンフに観光旅行に行った事がある。
 カルガリーに向けてバスで戻るのが、早朝で真っ暗闇の中。
 走り出したものの、日本と違い周囲に電気がチラホラどころか、チラも、チも無い。
 ただ「真っ暗闇」。
 勿論、車内は点灯されず、前照灯だけが進路を照らす。
 それさえもカナダの大自然に飲みこまれ、全く如く弱々しく見える。
 そうだこの闇は、長野の「善光寺」の幸運のカギを掴みに行く、あの地下廊の真っ暗さだ。
 為す術(すべ)も無しに、バスに乗り込む前に配られた、何とも無骨な弁当を食べ出した。
 ところが、一応味はするのであるが、何を食べてるのか、サッパリ伝わって来ない。
 真っ暗闇で「食べる」と言うことは、食べ物が認識出来ない事なのか、・・・・。
 口で(味覚)勿論食べるのだが、見て(視覚)で食べてもいるのだ。
 イヤ、そればかりか、香りの嗅覚や、手触りの触覚、食べ響く感覚など、・・・・五感全て食べているのだ。
 普段、全く気がつかない事を、改めて教えられた。
 もし経験したいのなら、食べ物を持参して、長野か甲府の「善光寺」さんに行かれるといい。
   「ここで、食べ物を食べ無いで下さい」とは、・・・・何も見えないから言われ無い。
 暗闇では、会話も儘ならなくなる。
 暗くなったら黙って眠れ、明るくなったら元気よく起きろ。
 これが、自然である。
 不自然さの極みの中で生きる今、不満タラタラでなく、感謝すべき事が多いを、・・・・忘れまい。
 これも自然である。
 つづく。


真っ暗闇に戦える健康体質 
  ・飲むなら「単なる水」です
 ・ミクロクラスター水「ファインアクア」なら申し分有りません
 ・山で食べる食事は最高です

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