勝俣部長の「ため息」896・・・・永遠なんて 

5月15日 水曜日

                            



     手遅れになって 健康を知る
記憶に 残したい 気持ちは分かるが


 何か事が起こると(特に悲惨的な出来事)、
  ・生涯忘れては なりません
  ・永遠に 記憶に 留めるべき です
  ・我々は 永遠に 忘れません
などの、コメントをよく耳にする。
 実際、全てが、その時点で、本当の事であろう。
 今もって信じられない「超大津波」、・・・・「3.11」大震災など、その代表である。
 でも、時間の経過は、記憶を薄く(変形)する、・・・・誰が何と思うが、勝俣部長はそう思う。
 100年後、・・・・3.11を直接経験した人は居なくなる。
 200年後、・・・・200年前、大津波で、ここまで水が押し寄せたようだ、・・・・記憶は風化し、悲惨な事象さえも、一つの思い出となる。
 だから、せめて、今、絶対に忘れないぞとする精神、・・・・鎮魂の思いこそ、大切かも知れない。
 人は強烈に記憶し、・・・・意に反して、知らない内に、忘れてしまう動物である。
 つづく。

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