10月26日 土曜日
住いを囲む生垣
天才老人美しさを求め行く
子犬の・・・・
子犬の、とくればワルツ・・・・子犬のワルツ。
自身の尾を追い掛ける子犬の姿に着想を得た作品・・・・。
よく理解出来ない解説があるが・・・・。
天才老人凡句楽(ボンクラ)の場合・・・・同じ子犬でも差し詰め!
子犬の、悲しみのワルツ・・・・それも猛烈なる悲しみである(あった)。
小学生低学年の頃・・・・。
父親が(警察官)・・・・子犬を連れて帰って来た。
まさに小犬であるが(大きくならない)、俊敏、勇猛、果敢。
番犬に最適と言われている。
今、闇バイトとも戦うだろう。
昔の事である・・・・東京の広いお家の、※お大尽さんから頼まれ、探し回ったらしい。
※お大尽(オダイジン):財産家、大金持ち
東京に連れて行く前のほんの一時期・・・・。
まだまだ子供のその犬の飼育を・・・・私が任された。
当時はペットとは言わない、犬は家に持ち込まず、全て外で飼った。
多分1カ月くらいの期間であった・・・・私と子犬のワルツが始まった。
それはそれは・・・・楽しいワルツであった。
ただ、早々に手放す期限が来た。
心の中では・・・・手放す事は嫌だ、嫌だ、猛烈に泣き叫びたい。
子供なりに、茫然としたのだと思う。
悲しみの傷が、癒え様としたとき・・・・。
再度、全く同じ音符♫の・・・・子犬の、悲しみのワルツが始まってしまった。
(評判が良く甲斐犬を再度とのリクエストが有ったのでだと思う)
★今住む自宅の前に・・・・コジマとかのペット関連ショップ(病院含む)がある。
否応なしに子犬が目に飛び込む。
時代はペット、飼うのは家の中、家族の一員・・・・思う存分の子犬のワルツ。
私の心の傷は、霞むほど遠くはあるが・・・・見たいし、見たく無いし、思い出すし。
イヤ・・・・敢えて顔を向けないかな・・・・。
複雑である。
つづきます。
静かに水を飲む