勝俣部長の「ため息」4907回・・・・粋(イキ)

10月8日 火曜日

 

          昭和の風景・・・・「搔巻布団(カイマキブトン)」

 

 

 天才老人美しさを求め行く

搔巻布団(カイマキブトン)

 

 本日掲載した写真・・・・搔巻布団)カイマキブトン)、あるいは単に搔巻。

 出ているか否か半信半疑で・・・・スマホ辞典を開いて見た。

 チャンと出ておりました。

 漢字で書くと「搔巻(カイマキフ)」・・・・81才で、漢字を始めて知りました。

 寒さを防ぐ恰好なツール・・・・冬場の必需品であった。

 同じ山梨の出の・・・・深大寺螻蛄様はご存じだ思う?

 新潟出身のみっくん母さんも、どうだろう、冬場、身を包んだかも知れない。

 敷布団の上に、写真の様に置き、身を入れる。

 両肩がすっぽり包まれて暖かい。

 布団と言うだけあって、中に綿(ワタ)が入っている。

 言うなれば・・・・布団式着物である。

 そのまま、着ようと思えば着て歩ける・・・・やや丈の長い、丹前(タンゼン)ともなる。

 冬場、誠に便利であった。

 夏場の蚊帳(カヤ)・・・・冬場の搔巻布団(カイマキブトン)。

 使っていたのは全国で無く・・・・多分、関東以北かも知れない。

★どう若者さん・・・・

 冬場、自宅で搔巻を引っ掛けてスマホに興じる・・・・暖かいですよ。

 若者さん・・・・

 喫茶店学習も良いけれど、自宅で搔巻に身を包んでのお勉強。

 搔巻一丁が自分だけのの居場所。

 嫌な事が有れば、そのまま頭からスッポリと。

 粋ですよ。

 実に懐かしい・・・・と、思う人も、在庫数、後僅か、だよな。

 つづきます。

 

 

 空よ 早く高くなれ 物価よ低くなれ と 水を飲む