勝俣部長の「ため息」4857回・・・・僻(ヒガ)み節

8月19日 月曜日

 

            薬師寺 一角 撮:2024.06

 

 

天才老人美しさを求め行く

 有難い親心

 

 お金が有れば・・・・親たるモノは、そう考えるのだろうか?

 先日、近しくして戴いている・・・・私より更に高齢な方と、更に近しい話しをさせて

戴いた。

 彼・・・・超・一流企業を定年退職まで勤めあげている。

 奥さん早逝、上の子男子未婚同居、下の子女子既婚子3人横浜在住。

 本人、年齢としては・・・・巷間よく聞く終活年令が佳境 → お仕舞に。

 逝った後・・・・子達への遺産配分に心を砕いていると言う。

 凄い。

 正月の挨拶に来るたびに・・・・女子には100万円のお年玉を渡して久しい、と言う。

 20年で2千万か・・・・確かに安定した財源と、長期の思考の元の計画である。

 凄いですね。

 ただ・・・・100万円と聞けば我が子だって、何はさて置いても来ますわな。

 1万円だから来ないのだ。

 チャチャを一言。

 この話し1つで・・・・自分とは比べ様は無い。

 子への配分は勉学期間中のみ・・・・子の為に残す気持ち皆無。

 僅かな金額にせよ、イヤ、僅かだから・・・・。

 如何にしたら・・・・自分為に、められる使いかをするかに腐心中である。 

 実にらしい・・・・天才老人凡句楽(ボンクラ)。

 高揚する彼の話に・・・・を差すのである。

  (今以って、水屋であるのだ)

★ところで、ご自身の使用(消費)計画は如何に在りますか・・・・。

 素晴らしい計画が有りましたら・・・・お聞かせ下さい。

 この質問に・・・・彼、ハタと困惑した(見たいで有る)

 お酒を飲む計画・・・・以外の計画をお聞かせ下さいましな?

 畳みかけるのである。

 一般論として老後・・・・自分で自分に使う思考は、案外少ないかも知れない。

 子の為に残してヤル・・・・。

 実はこう考えるのが・・・・最も、心が安定するのかも知れない。

  (最も落ち着けれる親のの状態)

 子から見れば・・・・実に頼もしい親心である。

 ただ、いつもの(ヒガ)み心で一言、言わせて貰えば・・・・。

 既にその高齢者様は、生きていても、お亡くなりなっているのである。

 自分の・・・・生きた使用計画が無いだけの、事じゃんか、なあ。

 子に残す以外に・・・・さしたる能力は無し。

 私と違い使い道・・・・自分優先主義者では無いのである。

 世間をよく見るが良いですよ・・・・。

 電車の優先席・・・・無礼にも、若者が平気で座るのである。

 親の遺産問題・・・・おが絡めば、親子のは消滅する。

 我が子よ・・・・権利の前に、義務を果たしなさいよ。

 空き缶を拾うとか、清掃するとか・・・・世の為、人の為。

 僅かでも・・・・配分はその後だ。

 子から見れば・・・・誠に困った思想の親である。

 人生、僻み節でいいのだ!

 つづきます。

 

 

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