勝俣部長の「ため息」4211回・・・・言葉って

10月30日 日曜日

 

          我が住まいの10階棟 撮:2022.10

 

 

折角、生きてるだから

  恩に着る

 

 恩に着る・・・・の着るって、「着る」でいいのかしら・・・・。

 先日、山梨の姉から電話を受けた。

 ・・・・始めて考えて見る。

 恩、と、着ると・・・・恩を(鎧)と考えれば、まさに着るで正解。

 ただ言い回しとして、有難さの表現ならば「恩に着る」は・・・・かなり上から目線で

ある。

 恩を着せる、恩着せがましい、恩を売る・・・・恩を仇で返すなど。

 反恩言葉の方が、遥かに多い。

  *反恩:勝君が勝手作った言葉

 我が師・・・・新明解国語辞典 

  ・ちょっとした事を、その人のためにしたとして、ありがたせる

  ・他日それが自分に有利に跳ね返る事を期して、恩恵を施しておく

 人のいやらしさが漂う、まるで私そのものの言葉である。

 感謝を込めて使うなら・・・・恩に感じます、ご恩を有難うございます、だろうか。

 姉・・・・現在83才(昭和14年生まれ)。

 深大寺螻蛄様は全国一流紙への投稿であるが・・・・。

 姉は、地元紙「山梨日日新聞」に投稿し・・・・時として掲載されてる模様。

 で、不安に感じたとき、言い回しについて聞いて来る。

 と言う事は、まだボケていないようだ。

 ただ、について考えてやったのだから・・・・。

 私の努力に対して恩を感じれば、ボケていなさの、確実な証明になるのだが・・・・。

 果たして・・・・。

 言葉って人間・・・・人間って言葉。

 言葉って・・・・実に面白い。

 つづきます。

 

 

 秋が深まり行き 水がヤケに美味しい