勝俣部長の「ため息」4106回・・・・草鞋(ワラジ)

7月19日 火曜日

 

            伊勢神宮「外宮」 撮:2022.6

 

 

折角、生きてるだから

考えたら・・・・

 

 生まれながらにで、・・・・で、無くて・・・・。

 めて我が家に・・・・で、ある。

 我々の世代を振り返れば・・・・初めて我が家に・・・・こんな言葉の世代である。

 何がか・・・・。

 そう、有ってもを一番上に置き、物を冷やした冷蔵から・・・・。

 今風の電気冷蔵庫が、自分家(チ)に設置された事を、目にした世代である。

 そう、それまで借りて、あるいは銭湯に通っていた風呂から・・・・。

 自分家に風呂が設置された事を、目にした世代である。 

 電話がそう、炊飯器がそう、テレビがそう、給湯器がそう、カラーテレビが

そう・・・・。

 挙げたらキリがない。

 そうだそうだ・・・・書いてる中で蘇って来たが・・・・。

 下駄(ゲタ)から・・・・運動靴に履けた嬉しさを・・・・。

 舞い上がる様な・・・・その嬉しさを、ハッキリと覚えている。

 小学生の頃・・・・ソフトボールの試合で、他の学校に行った時・・・・。

 そう、鰍沢(カジカザワ)より・・・・遥かに田舎の学校・・・・。

 例えば、深大寺様の・・・・田富みたいな所にある学校に行ったとき・・・・。

 相手の選手全員が・・・・靴で無く、草鞋(ワラジ)を履いて試合に出て来た事を・・・・。

 アノ草鞋スタイル・・・・鮮明に覚えている。

 何もかもが・・・・である。

 今、当たり前の事が(物が)・・・・何一つ無かった世代。

 当然、コンビニなんかその種も無く・・・・プラスチック塵(ゴミ)問題なんか、考えも無かった。

 荷馬車の・・・・馬が道に落とす糞を(馬糞)を、素足で踏めば背が伸びる・・・とか。

 誠次第に囁(ササヤ)かれていた世代。

 熱中症も無く、花粉症も無く、新型コロナウイルスも無かった。

 でも、便利な今の方が遥かにいいよな・・・・。

 第一・・・・草鞋(ワラジ)は、直ぐダメになるからさ・・・・。

 つづきます。

 

 

 水だけは 変わらない