勝俣部長の「ため息」3837回・・・・納得感

10月10日 日曜日

 

f:id:bon-ku-ra:20210919093853j:plain

           「浦和くらしの博物館」 撮:2021.9

 

 

折角、生きてるだから

 ご 利 益(ゴリヤク)

 

 ご利益・・・・とくれば神頼み。

 何とか肖(アヤカ)りたいと、事と次第によってはお賽銭をはずんだりもする。

 まあ、それはそれとして・・・・コロナウイルス禍(下)。

 全国的に縛りが解除されて以降・・・・殊に、再開した飲み屋さん・・・・前にも増して、

入店時の検温と手消毒が徹底している。

 それぞれの分野で便利な器具が開発され、検温は額を寄せれば、自動的に

    36.5度

などと表示される。

   「おお 大丈夫かと」

自分でも数字が確認されるだけに納得出来る。

 いわゆる、御利益が得れる。

 ところが手消毒は・・・・昭和生まれの旧人だからかも知れないが、甚だ納得感が持てない。

   「ええ 本当に消毒出来たのかな・・・・」

 と、その都度、一抹の不安を残しながら、まあいいやと・・・・ご利益(感)が無いままに、手が濡れただけ(感)で店の中に入る。

 検温は納得出来、手消毒は一抹の不安。

 この2つの行為と結果を・・・・ツラツラと考えて見る。

  ・検 温:額を寄せ 結果が(ご利益が) 数字で確認可

  ・手消毒:手を当てる 手が濡れるだけ

 よしんば普通の水でも、納得するっきゃ無い(状態)。

 旧人の皆様は・・・・昔、病院に行けば、病院独特のいを(匂い)覚えたものである。

 主犯は、消毒のクレゾール液である。

 ただ、臭いに閉口しながらも(私は嫌いな臭いではなかった)、あの匂いのご利益で、何と無く安心感が持てた。

 臭いが安心感を伝えてくれたのである。

 コロナ禍・・・・入店の度にクレゾール臭は御免だろうが・・・・。

 そこはホレ・・・・IT技術の時代、

  ・手を寄せる

  ・しゅっと液が噴出され 手が濡れる

 その後、機械音声でいいから一声、

   「お手の消毒 完了しました コレで安心してお飲みになれま~す」

   「お安く致しま~すね」

 その内に、ご利益伝達付きの機械・・・・現れるかも知れないよな・・・・。

 つづきます。

 

 

 この水 とってもいい香が は 水ではありませんから