勝俣部長の「ため息」3816回・・・・昨日の午後

9月19日 日曜日

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          群馬県桐生市」にて 撮:2021.8

 

 

折角、生きてるだから

 そうだった

 

 昨日15時前、浦和に出ようと、道路の向かい側のバス停に向かった。

 歩道橋を渡り下りたとき・・・・懐かしい光景が目に飛び込んで来た。

 おばあちゃん(らしき)方が、孫を「おんぶ」して、背中を揺らせながら歩いて来るのだ。

 背負われた赤ちゃんは、両手、両足、顔を、ダラりと弛緩させ、完全な熟睡状態。

 は全く見かけない光景・・・・は極当たり前の光景。

 世界遺産的な、光景を見たのである。

 いっさら覚えて無いが、オイラも、母親、大家のおばちゃん、近所のおばさん・・・・

間違ってもオジサンはなかったろうが・・・・。

 おんぶされ、おんぶされがれながら・・・・育ったに違い無い。

    夕焼け小焼けの 赤とんぼ

    われてみたのは いつの日か

             (三木露風

 おんぶされた記憶もなければ、背負られながら、赤とんぼを見た記憶も無いが・・・・。

 はるかに遠い昔・・・・。

    山の畑の 桑の実を

    小籠(コカゴ)に 摘んだはまぼろし

 そう、まぼろしだったんだ(かな)。

    15で姐(ネイヤ)は 嫁に行き

    お里の便りも 絶え果てた

 間も無く赤とんぼが、本格的に飛ぶ。

 エエ 今、飛ぶのかな・・・・。

 昨日午後のことである。

 つづきます。

 

 

 澄む秋よ 来い 美味しい水を飲もう